ステルス値上げをする企業

2021/03/06

どうもこんにちは、虫明誠造です。

ステルス値上げとはシュリンクフレーションとも言われる、商品の中身を減らして値段を据え置きにする実質的な値上げの事で、今は色んな会社がこのステルス値上げをしています。

お客さんはそれで喜ぶのでしょうか?企業の短期的な利益率の改善には役立つと思いますが、長い目で見るとお客さんはそういう企業から離れて行きそうな気がします。

実体験

現に私は以前クッキー菓子の「カントリーマアム」を良く買っていたんですが、30枚あった枚数が年々枚数が減っていき20枚になり、クッキーの大きさもとても小さくなりました。

気が付けば今は全然買ってません。

大手企業のスナック菓子や牛乳などもシュリンクフレーションして「便利な食べきりサイズ」とか「女性でも注ぎやすい」とか言ってますが、お客さんはそういう変化を待ち望んでいたんでしょうか?

私自身1本400円くらいする値段が高めの牛乳はたまには買いますが、900mlに減った牛乳を手に取った事は今のところ1回もありません。

コンビニの上げ底商品やパッケージでの誤魔化しを感じる商品も、自分自身が買った時にはとてもがっかりした気分になるのですが、企業はそれで良いのでしょうか?

逆のパターン

伊藤園の麦茶なんかは、逆に「ステルス値下げ」と言われていて、値段は変わらず年々内容量が増えて行っています。お客さんの「こういうのが欲しい!」を実現していたらこうなったそうです。

ま、麦茶は原材料費とかが増量してもたかが知れてるってのもあるんだろうけど。

正しい値上げ?

しかし、会社を経営していればどうしても値上げをせざるを得ない状況がある事もわかる。そんな時に見かけた「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業のCM動画。

実に上手いやり方だと思う。

多くの人はガリガリ君値上げするのか、でも頑張ったけどどうしても値上げせざるを得なかったんだな…と納得してしまうのでは無いでしょうか。

別に値上げの理由は何ひとつ言っていないのに!

どこの会社だって自社の商品やお客さんへの愛情があるだろう。

従業員の生活だって守らないといけないし、経営を健全に保ちながら、お客さんにも今まで通りに商品を手にとってもらいたい、でも量は減らせても品質は落とせない…ステルス値上げした企業の多くが、そんな苦渋の決断だったのかも知れない。

でも、だからこそ「伝え方」って大切だなって思った。


ふるさと納税・泉佐野に学ぶ行動力

2021/02/25
地方出身者である菅総理が総理就任以前に、人口が東京へ一極集中する中、地方にも税収をと始めた「ふるさと納税」ですが、やはり魅力的な返礼品を用意できる自治体が有利なようです。


大阪の泉佐野市はAmazonギフト券を返礼品にし平成30年度には497億円もの寄付金を集めましたが、ふるさと納税の趣旨である「地方自治体が地方創生のために知恵と創意を使い、自ら地場産業を利用して資金繰りをする」事にそぐわないと言う意見も出ました。

しかし泉佐野市の関空連絡橋に関連する財政難もあり、なりふり構っていられないという状況も理解できますし、ふるさと納税の利用者としても返礼品が魅力的である事は嬉しい事ですけどね。

ふるさと納税は米・肉・カニの無い自治体は不利だと言われているのですが、先程泉佐野の返礼品をWebサイトでチェックしてみたところ…ちゃっかり米・肉・カニを用意していました。


泉佐野で育った牛・稲でも無いし、泉佐野で水揚げされたカニでも無いと思いますが、不利な状況の中にありながら知恵を絞った結果である事は伝わって来ます。

この行動力には敬意を感じます。

今すぐは無理でも、いずれは自前の特産品や魅力的な返礼品を創り出して行くでしょう。この努力の過程と結果こそ、ふるさと納税の「地方自治体が地方創生のために知恵と創意を使い、自ら地場産業を利用して資金繰りをする」と言う趣旨に合っていると思います。

今、人気のある特産品があるからと胡座をかくのではなく、どうしたら自分たちの自治体から魅力的なモノやコトを発信・発進できるのか試行錯誤する。この努力こそが地方の推進力になると思います。


発想の転換は面白い

2021/02/25

インターネットやスマートフォンが普及していなかった頃、暇つぶしにコンビニで雑誌を立ち読みするなんて事は普通の事でした。でも今ではあまり立ち読みをしている人は見かけませんし、以前は誰もが読んでいたような漫画雑誌ですら、年々発行部数が下がって行きました。

昔はグラビアアイドルとして漫画雑誌の表紙を飾り、一気に知名度を上げてファンを増やして行くのが常套手段だったのですが、今は雑誌のグラビアに昔ほどの影響力が無いようです。

雑誌も電子書籍で読めるようになったし、ゲームアプリやYouTubeなどの新たな暇つぶしのツールも多数登場して、紙の本は消えると言う声も聞かれたものです。

先日テレビを見ていると、上着のCMが流れていて、欲しくなりました。セブンイレブンで売っているという事で「え!コンビニで売ってるの?」と驚いたのですが、よく調べてみると上着を売っているのではなく、雑誌の付録として上着が付いてくるとの事。

ピンチをチャンスに変える、とても賢い戦術だと感じました。今まで紙の本が担って来た、文字や絵・写真で情報を伝える事は、スマホやタブレットで出来ますが、香り・触感・味・ファッション小物や実用品などの形ある物なんかは、スマートフォンの画面では読者に届ける事ができません。

自分の子供の頃を思い出しても、付録欲しさに雑誌を買った経験は幾度とあります。今まではあくまで本体のオマケだったものが、今後は主役になっていくのかも知れませんね。

食玩なんかは既にそうなっていますし、昔流行ったビックリマンチョコなんかも、多くの人が求めていたのはチョコよりシールでした。色んなところにヒントってあるんだなと感じた一件でした。


全ての人が満足する事よりも…

2021/02/25

とあるマーケティングの話を聞きました。

世の中にはアイスコーヒーが好きな人と、ホットコーヒーが好きな人がいて、全体の平均を取るとぬるいコーヒーになるが、ぬるいコーヒーは誰も望んでいないという喩え話。

多くの人に満足して頂きたいという気持ちが裏目に出ると、そうなってしまいますよね。

それよりも、自社のサービスや商品を必要としているお客様が、より満足できるサービスや商品・接客を提供する事が大切だと改めて気付かされました。


物流は今後どう進化するのか?

2021/02/25

Amazonなどのネット通販利用者が増え、宅配業も人手が足りないとの話を聞きました。

アメリカではドローンで配達したり、日本でも庭やガレージに停めてある自転車のカゴに置き配するなど、出来る限り人の手間を省く試行錯誤が行われています。

生産物をお客様の手元にお届けするには、その物を必ず運ぶ必要があり、その過程をいかに進化させる事ができるか?が今後の重要な課題です。

きっと昔と比べれば進化してるし効率化もされているんでしょうが、業界内にいない一般人・いち利用客の立場では実感しづらいかも知れません。

物流は物を運びますが、人を運ぶ交通業界を見てみると、こちらは昔から比べると一般人・利用客の立場からでも変化を感じます。

電車やバスはICカードで人の流れが滞らない工夫が出来ましたし、タクシーはMKタクシーのように今までドライバー個人によって千差万別だった接客態度で差別化する会社も現れました。

カーシェアリングなんかも昔は無かったサービスですが、今では大きく普及していますね。

今後物流業界がどのようにスマートに問題を解決していくのか、AIが活用されるのか、自動運転技術なのか、それとも今は想像もつかない方法なのか、答えを知るのが楽しみです。


過ぎたるは及ばざるが如し?

2021/02/25

興味深いニュースを見ました。

私がレシピと言って一番に思い浮かべるのは「クックパッド」なんですが、そのクックパッドの利用者が減少しているというニュースです。

理由はライバルサービスの乱立や、SNS利用やレシピの探し方の多様化など色々ではあるのですが、中でも「レシピが多すぎて決められない」という声が印象的でしたね。

以前クックパッドを使ってレシピを参考にし、料理を作り、何年か経って「あの時のレシピをもう一度見たいな」と思って、当時の事を思い出しながら検索するのですが、該当のレシピを見つけられなかったのを思い出しました。

有名であるがゆえ、王者であったがゆえに生じる不便だと言えます。サービスを提供する側としてはお客様に沢山の選択肢をと思いがちですが、逆にそれが不親切になってしまう事もあるんですね。

心理学の実験で、品数が多い店の方がお客の購買率は低かった…という話を思い出しました。

私は初めて入った飲食店で、注文に迷ってしまい店員さんに「どれが美味しいですか?」と訪ねた事は何度もあります。

そういう時に「どれも美味しいです」と言われると何の参考にもなりませんが、「お客様の好みもあるとは思いますが、私はこれが好きです」と教えて頂くと、結果的に料理自体の満足度も高いし、店員さんの店や料理に対しての愛情も感じて、その店を好きになれます。

「選択肢の量」というのは単純に目立つし、メリットとしてはわかりやすいですが、量が多ければ良いとも限らないという場合もあるって事ですね。